第309回 神戸大学 RCUSSオープンゼミナールご案内

2025/11/18 2025/11/19

日時: 2025年12月20日(土)10時半~12時

大題目:令和6年能登半島地震から2年-被災地の復興と課題-
①照本 清峰 関西学院大学, 建築学部, 教授 
 タイトル:避難生活段階と本格的復興段階の端境期における生活環境の課題 
概要: 令和6年能登半島地震では,奥能登地域を中心として甚大な被害が発生しました。避難生活環境の整備段階から復興段階に至る過程については,様々な問題が生じることは把握されている一方で,各課題の関係は十分には整理されていない状況にあります。また,これらの過程における対応は本格的な復興段階及び再建後の地域の状況に大きく影響を及ぼす可能性があります。そのため,本段階における対応課題を構造的に見いだすことが求められます。避難生活環境の整備段階から復興段階に至る段階に生じる被災地域の対応課題の枠組みについて、令和6年能登半島地震の被災地域に生じている状況をもとに考えていきます。  
②荒木 裕子 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 
 タイトル:市街地周辺部の事例地区における被害と住まい・地域再建の状況 
概要: 令和6年能登半島地震では中心市街地,周辺集落,基幹集落など,被災前からの特性の違いによって被害やその後の生活・地域再建課題も異なると考えられます.本報告では石川県七尾市の市街地周辺部に位置し,地域拠点に位置付けられている事例地区の被災とその後の復旧・復興に向けた状況を報告し,地方都市における地域拠点の現状と課題について考えます。

 

参加するため登録が必要です。下記ページより、参加申し込み(ライブ動画視聴含む)を事前に行ってください。
http://www.rcuss.kobe-u.ac.jp/openseminar/openseminar.html